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京大国語の参考書を使った順に紹介。センター9割、二次6割を確実に目指す方法も解説します

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京大の試験では理系分野を受験する生徒も国語のテストを受ける必要があります。センター試験に限らず、二次試験でも無視できない点数配分がなされているので注意が必要です。特に私と同じく工学部を受験する生徒は、センター試験で国語・社会・英語のみ使われるので文系科目と言えど侮らないようにしましょう。


私は高校三年生春の時点で古文の活用を一切覚えていないような国語弱者でしたが、1年間真面目に勉強したおかげで、センター試験は180点台、京大国語では60強/100点満点までなんとかたどり着くことができました。


底上げ期間に非常に時間がかかったので、すでにある程度国語分野について学んでいる文系の生徒ならもっと上を目指せると思います。国語に頭を悩ませている理系の生徒は私の使った参考書や問題集などを参考にしてみてください。

京大理系英語京大理系数学の参考書、問題集も別の記事で扱っています。興味があれば参考程度に。

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高校1年、2年で使った参考書


ありません。学校から渡されていた参考書や問題集を追試にならない程度にこなしていただけです。国語のすべてを、高校3年春から学び始めました。

高校3年の春で使った参考書


京大受験のためには国語分野だけでも古文・漢文・現代文(小説と論証)の3つをマスターしなければなりません。ただ、二次試験に使うのは古文と現代文だけで、漢文はセンター試験のみ対策すればほぼ大丈夫です(2016年度の二次試験で漢文の知識が出たようですが)。


効率を考えて、点が伸びやすい漢文を完璧にするよりも、基礎、土台づくりが後々になって効いてくる古文と現代文をしっかり勉強することが先決だと思います。漢文はセンターレベルならば後からでも伸びるのでそこまで不安がらずにいきましょう!

古文

さくらさく古文単語




学校で入学直後に渡された古文の単語帳です。センターレベル単語が322語が載っていて、まさしくセンター試験にはちょうどいい量、難易度でした。高1、高2のときはほとんど学んでいないと言っても過言ではないですが・・・。


古文を真面目に学びたい学生には良い単語帳だと思います。一つの古文単語に対していくつもの現代訳があり、絵や解説なども豊富です。ただ、あくまで古文が解ければいいというダーティな勉強をする人、あるいは時間がない人には向いていないかもしれません。これを覚えればとりあえず大丈夫!という目印がないので全部学ぼうとすると情報が溢れてしまいます。


とにかくセンター試験や二次試験が解ければいい!機械的に覚えたい!という人は後から紹介するマドンナ古文単語230古文単語ゴロゴ手帖をやりましょう。短期間で必要最低限の知識が詰め込めます。

マドンナ古文 文法編


みんな大好きマドンナ古文の文法編です。京大受験中でトップ10に入る好きな参考書です。受験界では簡単すぎる等、賛否両論あるみたいですが、私はマドンナ古文大好きです。マドンナ古文に始まり、マドンナ古文に終わる。偉い人にはそれがわからんのです。


内容は基礎の基礎から始まります。古文を読むにあたって、古文単語と古文文法の暗記はどうしても必須ということを改めて痛感させられます。暗記というと拒否反応を起こしてしまう人が多いと思いますが、やっぱり必要なものは必要です。マドンナ古文はみんなの嫌いなポイントをよく知っているので、そういうポイントを重点的に強化してくれます。


最初は活用表どころか、品詞を知らなかった私も、筆者のリードしてくれる通りに勉強を進めたら、センターの問題も機械的に読み進めていけるようになりました。当書で目指す到達点は難関私立大学の二次試験なので、最終的な学力はきっと期待できるものです。筆者を信じて、この参考書をやり抜きましょう。オススメです。

現代文

現代文読解の基礎講座


これもマドンナ古文と並んで私の中の名参考書です。駿台に通っている学生は中野さんの講義を受けられるのでぜひ取ってみてはどうでしょうか。参考書の内容はその講義と同じですが、非常に明快で、短期間で力になります。現代文の解き方の基礎を見つけることができると思います。


著者の中野さんは、この参考書で現代文を機械的に解くことを目指しています。機械的に、と言うとなんだか悪い響きに感じられますが、なんとなくこう言ってる気がする、多分こうじゃないかな、という感覚だけの解答を減らすための方法がたくさん載っています。耳にした人も多いと思いますが、現代文は本文に答えが載っているをとことん突き詰めていく参考書です。


今まで雰囲気で読んで、雰囲気で答えを書いていた人は衝撃をたくさん受けることになりますが、不安定に見える国語の点数がぐっと安定するようになるので苦手な学生ほど読むことをオススメします。過去問や難しい問題に取り組む前に絶対にやったほうがいいです。



高校3年の夏に始めた参考書

春から夏にかけてはひたすら土台づくりに精を出し、夏休みからは問題を解き始めることにしました。将来的に超難関の京大国語を受けることになるのを見据えて、ある程度難易度の高い問題集に手を出しましたが、功を奏してある程度のレベルアップと問題を解くルーチンが完成しました。また、秋に差し掛かる直前に漢文の勉強も少し始めました。まだこの時点でも焦るようなタイミングではないと思います。

古文

古文上達 読解と演習56


古文の基礎から入試レベルを目指す受験生用の参考書です。難易度はやや高めです。問題数も多いですが、一つの文章量が少なく、また解説量が多いのでスムーズに数がこなせます。理系受験生、特に現役生が古文において足りないのは圧倒的に問題数なので、それをカバーするのにちょうどいい問題集となってます。


ただ、割といきなり難しい問題が来るので、ある程度準備を済ませておかないと心が折れてしまうかもしれません。私も心が折れかけましたが、途中からマドンナ古文とさくらさく古文単語を常に開きながら問題に取り組むスタイルに変更し、まずは他力でも問題を解いてみることからスタートしました。参考書を使って解けない問題は自力でも解けないをモットーに難問と格闘しました。


それが良かったのか、徐々に参考書を見る頻度も減っていき、自力で解ける範囲も広がっていきました。わからない問題は潔く使えるものを使って解く、というのは大事なことかもしれません。

マドンナ古文単語230


さくらさく古文単語の圧倒的情報量に耐えられなくなった私はわかりやすいと評判のマドンナ古文単語に手を出しました。絶対に覚えなければいけない内容はハイライトされているのでスムーズに暗記できるようになりました。解説も頭に入って来やすいフランクな感じでとっても優しい(易しい訳ではない)単語帳でした。


問題点は230語とセンター試験レベルにしても少し物足りない単語量です。本当に必要最低限な単語は完璧にできるのですが、たまに出てくる、やや難の単語に対処できないという憂き目によく会いました。それをカバーするのが、565語という数の暴力で押し切るパワー系単語帳古文単語ゴロゴ手帖です。これはまた後で紹介します。


数は少し物足りないですが、単語帳としては申し分のない一冊です。さくらさく古文単語ではなくこれから始めればよかったかな?というのが正直な感想です。

漢文

新明説漢文


私の漢文バイブルです。後ろの方に載っている、頻出の句法を暗記すればセンター漢文は余裕になります。とりあえず一心不乱に覚えましょう、覚え方がよくわからなければたくさん書きましょう。夏休み明ける直前に始め、冬に入るころには漢文である程度の点数が取れるようになってきます。


とにかくたくさん句法を覚えましょう。古文の文法と同じでこれがなければ始まりません。けれど、句法があればほぼ漢文は終わりです。あとはセンター演習あるのみ。頑張ってください。

漢文道場


自分で紹介しておいてアレですが、理系はやる必要ありません。以上。


難しすぎて、少しの期間でもこの参考書に取り組んでいた過去が黒歴史です。地球の誕生に思いを馳せた方が有意義です。やめましょう。

現代文

記述編 現代文のトレーニング


これもやってて良かったと思える参考書の一つです。おおよそ時間設定30分程度の問題がたくさん載っています。解説が総ページ数の半分を占めるほど多く、中野さんの基礎講座と同時に使うことで現代文の力がメキメキ上がっていきます。難易度はすでに難関大入試レベルと非常に高く苦労しますが、それに見合うだけの効果は現れると思います。


解説の質もさることながら、問題の本文がすごく良いものばかりです。時間のない受験生だからこそ良質な文章に触れるべきだと思いますが、この参考書なら問題を解きながら良文に出会える、一石二鳥です。受験期は色々多感になる時期ですので、心のオアシスになるような時間があると勉強も少しは意味あるものだと思えるようになるかもしれません。私はこの参考書で何回か涙しました。

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高校3年の秋に始めた参考書


夏休みで少し問題に慣れてきたので、秋からは本格的にセンター試験対策と若干の京大対策を始めました。10月11月の時点である程度センター試験対策を済ませられると心の余裕が生まれるんじゃないかと思います。


センター国語に関しては、特に時間との戦いな感が強いので、京大二次の対策してれば大丈夫でしょーというのは通じないです。センター国語は自分の中で絶対の解き方を確立しなければ、本番で結果が出ません。過去問をやればやるほど解き方自体は出来上がっていくはずなので、頑張って対策しましょう。ただ、国語は水物なので点数はあまり安定しないでしょう。私も110〜190の間を行ったり来たりしていました。

古文

古文単語ゴロゴ手帖


満を辞してゴロゴの登場です。この単語帳、なんと解説等一切なくくだらない語呂合わせだけで主要な古文単語をゴリゴリ覚えていくというパワー感溢れる離れ業をやってのけます。きめ細やかな作業を繰り返す受験界にメスを入れるかのようなゴロゴ単語帳ですが、この覚えとけばなんとかなるっしょなスタンスは嫌いではないです。


周りが真剣に読んでいる中、「カー(Car)、しこしこ、おそれおおい」なんてことを考えながらバリバリ読み進められるのはなんとも言えない優越感があります。覚える内容のクオリティは確かにある程度低いかもしれませんが、必要な単語は語呂合わせですべて覚えられます。量より質、なんて言っていいのはA判定の人だけです。それ以外は質より量で暗記しましょう。

センター試験

センター試験 国語 過去問題集


センター国語は実際にたくさん解いてみる、が一番だと思います。今まででたくさん土台づくりはしてきたのでそれを信じて時間通りに解いてみましょう。時間切れになったらどれだけ悔しくても潔く止める、これを繰り返すことでいかに集中力が必要か実感できると思います。


解答解説には今まで使ってきた参考書、現代文読解の基礎講座、マドンナ古文 文法編、明説漢文をフル活用しました。解説を読むことも大事ですが、同じ参考書を繰り返し使って理解することで一貫性のある問題処理能力がつきます。本文を読んだとき、問題を見たとき、何をすればいいのか常にわかっている状態が大切です。機械的に解ける力を身につけましょう。



高校3年の冬(センター後)に始めた参考書


センターが終わればあとは二次で使う現代文と古文対策だけになります。センター試験で得た問題処理能力を忘れずに取り組むのが大事だなと感じた時期です。センターが終わると解放感からなんでも出来そうな気になってしまいますが、改めて現代文読解の基礎講座やマドンナ古文を読み通して問題の解き方を叩き込みましょう。私はそれまでの解き方を忘れて、高3春の適当に解くスタイルの逆戻りしてしまっていましたが、気付くのが遅くなりあまりいい二次対策ができませんでした。

京大国語 二次対策

京大の国語 25カ年


上でも述べたように、やることは今までと一緒で半年間の土台を信じていつも通り解くだけです。改めて、現代文読解の基礎講座やマドンナ古文に目を通しましょう。赤本の解説も優れていますが、その場その場の特殊な解法に見え、自分の問題の解き方がぶれてしまいます。なるべく今まで使ってきた参考書で、模範解答を導けるように取り組むのが最善だと思います。


このレベルになると高得点なんて程遠いので大きなことは言えませんが、今までやってきたことを信じて、使ってきた参考書を最後まで使い倒すのがやはり良いのではないでしょうか。このタイミングで浮気するとろくなことがありません。

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最後に

いかがだったでしょうか。他の参考書記事でもそうですが、やはり年間を通して使ってきた参考書の数は結構少ないように感じます。それが良いか悪いかはわかりませんが、少なくともいろんな参考書に浮気するよりかはいいかなといった感じです。


もし質問などあればお気軽にコメント欄へどうぞ。