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京大英語の参考書を使った順に紹介します。実際に使ってみて良かった本・悪かった本

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京都大学の英語の二次試験は昔から傾向が変わっておらず、ハイレベルな長文読解、訳出問題、英作文のパターンが続いています。訳出問題は英文2〜3行ほどの下線部和訳、英作文は日本語で4〜5行ほどの文章を英訳するのが(ここ2年を除いて)お決まりです。


そのため、高校3年生の時点から長文読解と英作文に強くなるように勉強内容を決めていました。京大英語は単語やアクセント、イディオムの知識問題などと違い一長一短で解けるようになる問題ではないので、長期間の準備が必要です。そのために京大用の参考書も厳選し良本を選んだつもりなので良ければ参考にしてください。

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高1、高2で使った参考書

高1、高2では特に京大を意識して英語の勉強はしていませんでしたが、授業や学校から与えられた参考書にはしっかり取り組んでいました。特に英単語帳のシステム英単語と、基礎的な文法とイディオムを学べるVintageは英語の土台づくりに非常に役立ちました。



システム英単語はやればやるだけ結果に現れてくる単語帳です。色々な単語帳に浮気するのではなく、自信を持ってこれをやり込めば良いと思います。特にセンター試験の長文読解には超頻出の単語ばかりです。語彙に関してはシス単をやっていれば不安に感じることはほぼなくなりました。


センター対策だけではなく、京大の英語対策にも役立ちます。京大の長文読解には難解な単語も使われることがありますが、ほとんどはシス単の2〜4章に載っている単語です。逆にわからない単語があれば、自分以外もわかっていないだろうと自信を持って大丈夫です。


高1から高2で使った参考書と書きましたが、高3でももちろん使いました。高3が始まって3ヶ月くらいはひたすらシス単にかじりつきました。



学校の授業で渡された参考書で、基本的な文法とイディオムはすべて載っているので土台づくりにばっちりでした。シス単と同じようにやればやるほどセンター試験でわかる問題が増える、といった感じです。


一問一答形式のページが続くので時間がないときも取り組みやすかったです。並び替え問題などはまさにセンター試験といった感じなので、演習にちょうどいいです。高3になったときもセンター試験対策のためにやり直しました。



高3春に使った参考書


高3春に使っていた参考書は、上のシス単とVintageに加え、頻出かつ訳出が難しい構文をまとめた英語の構文と、京大英語の長文読解に特化した英文読解の透視図です。



英語の構文は頻出かつ訳出が難しい英語構文を150の例文でまとめてある参考書です。1日10個ほどの例文を暗記しながら構文を勉強しました。京大の長文読解に使うべきだと思っています。少しややこしい表現や文学的な表現もあるので、相当な自信がない限りはあまり英作文に使うのはお勧めしません。英作文の参考書は専用のものを使っていました。



京大英語の長文読解対策ならこの参考書、というレベルで役に立ちました。読解が難しい英文が脱ぎ出してあり、いかにきちんと訳出できるかトレーニングできます。長文読解には論旨を把握するマクロな視点と、構文や構造を把握するミクロな視点が必要ですが、透視図ではミクロな視点が非常に強くなります。


春から1日1、2ページコツコツ続け、夏に改めて2周目3周目を一気にやりぬきました。夏までにミクロな視点をしっかり学習しておくとその後がすごく楽になると思います。

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高3の夏に使った参考書


夏休みに入ってから、京大二次対策のための英作文とセンター試験の英文読解対策を始めました。英作文はドラゴンイングリッシュ面白いほど英作文が書ける本、英文読解にはセンターの赤本を使っていました。京大英語の過去問はこの時点で使わないようにしていました。京大英語は本当に難しいので、ある程度の力をつけてからでないとせっかく過去問を使っても効率が悪い、と考えていたのが理由です。実際夏休みの時点で意気込んで過去問を使っていた同級生は英語が伸び悩んでいたように見えました。



京大の英作文に最低限必要なイディオム、構文、例文が100個載っています。著者の竹岡広信氏は京大専用の参考書ではないと言っていますが、ほぼ京大用です。机に向かって取り組むより、電車やバスの中などの通学時間を使って取り組みました。夏休みに入った直後から終わるまでの間、勉強の合間に常に開くようにしていました。


頻出の例文や構造を学べるので、英作文を始める良いきっかけになります。適当な英文を書いてしまう前に、一通りドラゴンイングリッシュを読み通してから過去問などに取り組むことをお勧めします。



ドラゴンイングリッシュと並行して、英作文対策で始めたのが面白本です。ドラゴンイングリッシュで足りない部分を補うような内容の濃さがあります。私は夏の間で1周終わらせましたが、できれば2、3周した方が良いと思います。夏休み中にできなくとも、秋や冬も常に携帯して、わからなければ面白本を引いてみる、といった使い方ができるので常に持ち歩いておきましょう。


内容としては難関大学の過去問を引っ張ってきて、いかに簡単に英訳するか、がテーマとなっています。難しい意味の熟語などは噛み砕いて節で表現する、勝手に変な英語を生み出さない、などが竹岡氏の挙げるルールです。学生が陥りやすいミスなども取り上げてあるので、模試にも結果が出やすく非常に役に立ちました。



長文読解のミクロな視点を鍛える透視図と並行して、マクロな視点を鍛えるためにセンター英語の長文読解問題を解き始めました。要約問題や論旨を選択する問題が多いので、将来的に京大の長文読解に役立ちます。



高3秋に使った参考書


シス単、Vintage、透視図、面白本などの土台づくりがある程度完成した秋から過去問を使った勉強を始めました。実際に使ったのは京大の英語25ヶ年と上にあげた参考書たちです。京大英語をやって、わからないところがあれば参考書を辞書がわりに解釈していく、という風に勉強を進めました。



京大英語の形式は25年間ほぼ変わっていません。2015年度入試から問題が少し変わったものになってきましたが、長文読解×2、英作文×2の形は以前保たれています。赤本を使うと、今も通用する25年分の優良問題に取り組めるので1問1問大事に解きました。


夏休み終わった時点で赤本に取り組み始めましたが、それでもしっかり解ききるのが難しかったので最初から解説を読み、参考書を使いながら自分でノートにまとめを作るようにしました。英作文に関しては、丸つけが難しいので英語の先生などに添削をお願いするのが良いと思います。



シス単を10周ほどして完璧に覚えてしまったので、一応難単語を覚えようとユメタンを始めました。専門的な単語が多く、すぐ成績に反映されるような単語帳ではないですがやらないよりかはましかなといった感じです。完全に難関私立、国立用なのでセンター対策には向いていません。



高3冬に使った参考書


京大英語をやっているとセンター試験が非常に簡単になってくるので、センター直前にセンター試験対策はしていません。赤本と参考書を使い過去問に取り組みながら、さらに長文読解を鍛えるために英文解釈教室という参考書を始めました。



センター試験直後くらいから始めました。英文解釈教室は透視図などの訳出問題を100倍難しくしたような問題が多数載っていて、おそらく京大の問題より難しいです。読解問題の最後のブラッシュアップとして解き始めましたが、内容の濃さと難解さから読了を待たずして受験が終わってしまいました。英語が得意な人は秋から始めて見ても良いかもしれません。


問題は非常に難解ですが、解説、解釈は非常にわかりやすく面白いです。そもそもなぜその日本語に訳されるのか、この構文の成り立ちは何か、など根本的な部分から教えてくれるのでただ暗記するだけではなく頭に残りやすい参考書です。


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最後に


自分で書いてみて思ったのですが、実際に1年でやり切れる参考書は非常に少ないと思います。それでも良本、良い参考書にしっかり取り組めば現役合格はまったく夢の話ではありません。


過去問をいかに上手く取り組むかが大事だと思うので、過去問を理解できるだけの土台づくりを半年、それ以上かけてしっかり築き上げることに集中すべきだと思います。何もわからない状態で過去問に取り組んでも成果は少ないので。


京大数学の参考書の記事もよければ参考にしてください。